パコロアでの海外進出が成功する理由
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成功への最短距離!
「急がば回れ」の海外進出
海外展開で成功する企業は、準備にこそ時間をかけています。
「急がば回れ」が、結果的に最短距離になります。
海外進出の前には「海外対応できる会社になれているか?」を問い直す必要があります。
海外展開を急ぎたくなるのは当然ですが、「出る」前にやるべきことがある。
その準備が不十分なまま出てしまうと、海外の土俵に立った時に「会社の限界」が一気に露呈します。
海外展開に成功する企業に共通するのは、“目に見えない準備”を軽視しないことです。
海外向けサイトや展示会などの「実行」だけではなく、その前段階にある会社づくり・商品づくりに、じっくりと取り組んでいます。
たとえば成功への王道は下記の「a → b → c」の順序を守ること、です。:
海外進出に必要な3ステップ
- a. 海外対応できる会社づくり(企業基盤の強化)
- b. 海外市場で勝てるビジネスモデルや商品を決める
- c. 実際に戦う、海外出展、海外営業、海外投資などを戦略的に進める
この順序を飛ばして「c. 実行」から始めてしまうと、準備不足のまま走ることになり、失敗や後戻りのリスクが高まります。
インターネット情報や補助金制度、ネットワーク紹介など“手段”があっても、使いこなせる「社内の力」がなければ、成果にはつながりません。
実際、最初から完璧な体制を持つ企業はほとんどありません。
多くの企業が途中で「これは自然には身につかない」と気づき、意図的に鍛えたからこそ、成果を出しているのです。
自社の立ち位置を客観的に把握すること。
世界から自社がどう見られているのか――そもそも“見られていない”のか。
その現実を知った時こそ、正しいスタート地点に立てます。
地味に見える準備にこそ、最大の価値があります。
「ちゃんと準備した」という経験は、自信・判断力・対応力として海外の現場で力を発揮します。
トラブル、交渉、想定外の変化──どんな局面でも前に進めるのは、「自分の力」を育てた企業です。
事前に鍛えた分だけ、強くなれる。
これがパコロアの信じる“最短距離”です。
成功への最短距離!急がば回れの海外展開方法

- a. 海外対応できるレベルに会社を強くすると決める
- b. 海外で戦う球を決める=勝てるビジネスモデル、商品を決める
- c. 実際に戦う、例えば海外向けWebサイト作成、海外出展、海外営業、海外投資に戦略を持って取り組む

自分たちでできるように
1~2年かけて体制を作ります
海外展開は、“部署の追加”ではなく“会社の再構築”。
日本と海外の「真逆の常識」を超える体制づくりがカギです。
海外部門をつくるというのは、単なる部署の追加ではありません。
感覚としては、会社をもう一度ゼロから立ち上げるくらいの本気度が必要です。
なぜなら、日本の常識と海外の常識は、ほぼ真逆。

上図にもあるように、たとえば──
日本:技術志向/計画重視/合意重視
海外:顧客志向/スピード重視/結果重視
どちらが正しいかではなく、「違う」という事実を踏まえて、新たな意思決定ができる柔軟な体制が求められます。
とはいえ、日本の強みまで捨てる必要はありません。
たとえば、安定した品質・納期の正確さ・ブランドに込めた信頼など、世界で通用する日本ならではの価値はたくさんあります。
必要なのは、「海外のスピード感」を取り入れながら、「日本の誠実さ」を武器に変える切り替え力。
さらに、海外進出を支える体制とは「国際部」をつくるだけでは足りません。
下図で示されているように、海外担当者は“14部署分”の仕事を1人で背負っているのが現実です。
法務、技術、営業、通訳、物流、マーケティング……
これらすべてを社内外で巻き込んで動かす必要があります。
そのためには、「会社全体で取り組む」姿勢が不可欠です。
特定の担当者だけが頑張るのではなく、経営者自身が──
- 海外展開への本気度を社内に繰り返し伝える
- 判断や意思決定に責任を持つ
- 成果だけでなく“取り組みそのもの”を評価する
こうした姿勢が社内全体に伝播していくとき、はじめて海外展開は“誰かの挑戦”から“会社の挑戦”へと進化します。
1〜2年はかかるかもしれません。
でも、その時間こそが、「海外でも戦える自社」になるための本当の投資です。
社内体制づくり
海外進出を「担当者任せ」にしていませんか?
現場では、1人の海外担当者が実に14もの部署をまたいで動き回っています。
でも……例えば下記って、想像できますか?
- 「現地代理店から英文契約書が届いた」と法務に持っていくと、「海外はうちの管轄じゃない」と門前払い。
- 新商品の輸出を検討していたら、「この原材料、海外持ち出しNGだよ」と技術部からストップ。
- 展示会用パンフを作ろうと企画部に頼んだら、「英語版?こっちに翻訳担当いないよ」と突き返される。
- 仕方なく自分でGoogle翻訳し、営業ツールまで作るハメに……。
- やっと受注できたと思ったら、決済方法がL/C(信用状)。経理に「英語のL/C書類もそっちで作ってね」と丸投げされた。
- 出荷前の立ち会いで「CEマーキングが必要」と指摘され、慌てて自己宣言の条件を調べるも初めてで混乱。
- 来日した顧客のアテンドで一日外出。帰社すると机の上に「明日までお願い」と付箋だらけの資料が山積み。
- 海外出張先のホテルが高いと上司に怒られる。でも安ホテルは移動が不便でタイムロスが大きくなるのに……。
- 海外からクレームが届き、他部署の協力が不可欠。でも「そっちで何とかして」と協力を断られる。
──こんな“孤軍奮闘”の現実が、中小企業の海外展開の現場には、実際によくあるのです。
こうした過重な負荷を1人に任せきりにせず、会社全体で取り組む体制がなければ、海外展開は長続きしません。
ではもし、会社全体が動ける体制が整った時、どんな変化が生まれるのでしょうか?
答えはシンプルです。
海外展開が「一部の人の背負う仕事」ではなく、会社の成長戦略になるということ。
社内の各部門がそれぞれの専門性を発揮し、連携できる体制ができれば、海外担当者も本来の役割に集中できるようになります。
そして何より、「うちの部署は関係ない」「上が決めたことだから」という“他人事の空気”が変わります。
「この海外事業は、会社全体を進化させるために必要なんだ」——そんな自覚が社員一人ひとりに芽生えたとき、責任感が生まれます。
短期的なやり過ごしではなく、チーム全体で持続可能な選択をしていけるようになります。
つまり、判断や対応の属人化を脱却し、「チームとして常に前に進める」組織の地力が育つということ。
それは、海外だけでなく、国内業務にも必ず波及します。
海外対応を通じて、会社全体の筋力が上がる。
これこそが、パコロアが支援したい本当の“変化”なのです。

様々な海外展開支援の経験を持つ
コンサルタントがフルサポート
変化が激しい今だからこそ、ゼロから生み出す力を。
市場の構造が激しく変わり、ビジネスモデルも次々と入れ替わる現代。
海外展開においては、正解をなぞるのではなく、“ゼロから考え、ゼロからつくる”発想力が問われます。
パコロアは、海外進出を「新しい事業づくりの出発点」として捉え、現場でともに考え、試し、修正するプロセスを何よりも大切にしています。
だからこそ、マニュアルにない課題にも、柔軟に、そしてしなやかに対応できる力が育ちます。
“想定外”に強い企業へ
海外展開は、想定外の連続です。
「展示会で反応が悪い」「パートナーとの認識がズレた」「営業が響かない」など、誰もが一度は壁にぶつかります。
だからこそパコロアは、プランAだけでなく、BもCもDも用意しておく設計力を重視しています。
- リスクを“想定内”に変える計画力
- 状況に応じて組み替えられる柔軟なビジネスモデル
- 多地域・多文化に対応できる実践力
──いつでも「次の一手」を持つことで、止まらずに前へ進める。
それが“海外でも育つ企業”の共通点です。
実踐力と対応力が、伴走支援の軸です
私たちは「アドバイス屋さん」ではありません。
机上の理論でなく、現場で一緒に汗をかく、それがパコロアの伴走スタイルです。
たとえば:
- 英語メールのたたき台を一緒に作る
- プレゼン資料を赤ペンでブラッシュアップ
- オンライン商談のロールプレイや事前準備
こうした“現場寄り添う型”の支援を通じて、社内に海外対応力を根づかせることがゴールです。
また、下記のような多様な業種・領域でも支援実績があります:
- 輸出入、インバウンド、海外投資
- BtoB / BtoC / D2C すべてに対応
- 展示会・商談・ECなど販路開拓の手法
- 欧米・アジアを中心とした主要国展開
- ライセンス契約(独占/非独占)設計支援
「まずは話を聞いてみたい」そんな一歩からのご相談も大歓迎です。
“社外の右腕”として、世界への挑戦をご一緒しませんか?
パコロアでは下記の商品へもアドバイス実績があります。
化学品、プラスチック、建材、工具、金型、精密・測定・試験機器、 電気・電子機器、産業用機器・機械設備、システム、ソフトウエア、光学、レーザー機器、OA機器、自動車部品・製造関連機器、自動二輪車部品、包装(資材、関連機器)、医療・病院用機器、ヘルスケア、飲食、美理容鍼灸、学習塾、フランチャイズビジネス、店舗用設備・機器、家具・インテリア・ギフト用品、生活雑貨、化粧品、子供用品、玩具・遊具、DIY、スポーツ用品、教育・学校用品、ペット用品、環境関連用品、園芸用品、食料品、その他。
社外の協力会社
弁護士
模倣品対策・知的財産管理(商標・特許・意匠) / 契約管理 / 個人情報保護 / 海外PL保険・貿易保険 / 子会社労務管理 / 異文化研修
ITセキュリティ会社
サイバーセキュリティ / EDI
税理士・国際輸送会社・輸出梱包会社
FTA・EPA運用 / SCM構築 / 三国間貿易構築 / 貿易実務
保険会社
海上保険 / 海外PL保険 / 貿易保険
通訳・翻訳会社・Web制作会社
販促ツール翻訳 / Web制作・運営
第三者認証機関・試験機関・その他
安全貿易管理令準拠 / 各国輸入規制準拠 / 新商品開発 / PL表示 / 保証書 / 取扱説明書 / 品質適合・保証・管理
銀行
代金回収・決済 / 融資 / 外国為替・移転価格税制
弁理士(技術法務)
知的財産管理(商標・特許・意匠)
社内の協力部署
広報部・マーケティング部・営業部
顧客管理 / 顧客アテンド / 英文プレスリリース / 情報収集・分析・企画 / 新規顧客開拓 / 引き合い対応 / 貿易実務 / 営業・出張・代理店管理 / 展示会出展 / 販促ツール管理 / Web運営
物流部・資材購買部
輸出梱包 / 出荷管理 / ベンダーの総合窓口 / 資材買付・検品
情報システム部
サイバーセキュリティ / EDI / Web管理 / ERP・MES・PLM構築
技術設計部・製造部・品質管理部・生産管理部
安全貿易管理令準拠 / 各国輸入規制準拠 / 技術問い合わせ / 工場案内 / 新商品開発 / 製造 / メンテナンス / リスクアセスメント / PL表示・保証書・取扱説明書 / 品質適合・保証・管理 / 生産管理
法務知財部・経営企画部・人事総務部
模倣品対策・知的財産管理(商標・特許・意匠) / 契約管理 / 個人情報保護 / 海上保険・海外PL保険・貿易保険 / 子会社労務管理 / 異文化研修
財務経理部
SCM構築 / FTA・EPA原産地証明 / 三国間貿易構築 / 貿易実務