X社さま
幼児教室運営/大阪市

「海外展開に興味はあるが、どこから手をつけていいのかわからない」――そんな悩みを抱えていたX社さま。
教育サービスという無形財をアメリカで展開するという高いハードルに挑む中、F/S調査から現地法人の設立、オペレーション構築までを支援し、1年足らずでアメリカ・テキサス州にて子会社を設立・開校。
国内体制の見直しと並行しながら、事業の柱を海外にも築くまでのプロセスを伺いました。
X社さまの会社概要と事業内容
【業種】 教育サービス業
【資本金】 1000万円
【売上】 1億3000万円
【従業員数】 20人
【設立】 1991年
海外展開を始める際の課題
- 情報収集を重ねても、具体的な進め方が不透明
- 相談機関は多いが、実務が伴わず行き詰まり感
- 社内体制が海外展開仕様になっていない
- 周囲からの反対も多く、自信を持てない状態に
支援で実現した実務的ステップ
- テキサス州でのF/S調査を通じた参入障壁の把握
- 現地立地戦略と物件選定のサポート
- サービス設計・営業活動・人材採用支援
- 現地法人のオペレーション組立て・書面化・人員配置の都度修正
- 法務面の整備や運営体制の構築と改善
- Webサイトやブログコンテンツの拡充
支援後に見えてきた成果
- 支援開始から1年で子会社設立・現地開校を実現
- コロナ禍における柔軟な体制構築と継続運営
- 国内外の業務整理と社内の新体制への転換
- 現地検索で上位表示されるコンテンツ設計
- 今も継続する米国での教育サービス展開
現地子会社社長さまのコメント
多くの不安と反対意見を乗り越えながら、アメリカでの教育事業立ち上げに挑んだX社さま。
現地法人の社長を務めるご本人が、その過程での迷いと気づき、そして支援の中で得た自信について語ってくださいました。
Q1 当初の御社の海外展開の状況はいかがでしたか。
海外展開を考えてから現地に行って情報を集める、ジェトロに相談、商工会議所に相談、テキサス州日本事務所に相談、銀行に相談と動き出してから1年間、情報だけは集まりましたが具体的に前に進んでおらず、どの道を進んでよいのか、道さえも見えていない状態でした。
Q2 助言により、海外展開に良い変化はございましたか。
小川さんの助言により進むべき道が見つかりました。
今まで止まっていたものが一気に流れ込んでいくように前に進みました。
だた、進むだけではなくリスクヘッジをしながら、確実に前に進むことができました。
小川さんにアドバイスをしてもらってから1年経たずして海外展開することができました。
また、海外展開のアドバイスだけではなく弊社の体制を整えるアドバイスも同時にしてもらい、新たな体制づくりや新たな取組を行うきっかけにもなりました。
Q3 時に厳しい助言もいたしますがいかが思われましたか。
厳しい助言もありましたが適切な指導をしてもらったと感謝しております。
不理屈な助言ではなく弊社や私が良い方向へ向かっていくための助言でした。
また厳しい助言だけではなく、励ましの言葉、誉め言葉もたくさんいただきました。
Q4 海外展開に関して他の専門家やコンサルタントにご相談されたことはありますか。ある場合、比較していかがでしたか。
ジェトロ、商工会議所、テキサス州日本事務所に相談しました。
Q5 海外展開をご一緒する中、何か印象に残っていることがあれば教えてください。
海外に進出したいと言うと身内を含む関係者全員から反対にあいました。
「うまくいかない」「失敗する」「無理をしない方がいい」「日本でもやることがたくさんある」など沢山言われました。
小川さんだけ「(やるべきことをやっていけば)海外展開にできないは絶対ない」と言ってもらった事が印象に残っています。
それから、こんな事まで今、進めて決めてしまっていいのでしょうかと思うぐらい、進めてもらいました。テナントの契約や現地スタッフの面接など。
今、思うと、海外展開をやっていくことに自信が持てず、止めていたのは自分であったと思いました。
小川さんに背中を思いっきり押してもらった事が自信となり、さらに具体的に進めていくことができました。
海外に支店を出すことが出来ましたが、
「本当に大変なのはこれからですよ」
という言葉も忘れられません。
本当にその通りでした。
たくさんの企業に係わり経験をされているので、状況把握し無駄のない適切なアドバイスをしてもらいました。
感謝しかありません。