株式会社パコロア

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中小企業のための海外進出支援

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ロシア、スウェーデン、スイスでの海外F/S調査後、22ヵ国での海外ビジネス展開実現

公開日 2017.02.24
最終更新日 2024.4.3
CASE

C社さま

3D計測、構造物点検、工事測量/箕面市

Young man climbing a cliff

C社さまプロフィール

【業種】  測量・設計・施工管理・調査・システム開発

【資本金】 3000万円 

【売上】  15億円

【従業員数】118人 

【本社】  大阪府 

【設立】  1995年 

お問い合わせの内容と課題

海外へ販路を拡大したい

日本の商社や代理店経由取引ではなく、海外メーカーや代理店と直接契約したい

パコロアの提案と支援内容

海外事業計画書策定

海外大手メーカーとの契約のためのスイスF/S調査実施

海外代理店開拓のためのロシアF/S調査実施

海外企業へのプレゼン方法指導

海外向けWebサイト構築支援

得られた成果

海外大手メーカーとの協業契約締結

(当該大手メーカー代理店網の活用で自前主義より低リスク低コストで海外進出実現)

海外企業との交渉ノウハウ

海外進出が自走できる社内体制

(海外企業が理解しやすい)Webサイト

社長さまのコメント

弊社の製品は100m先の0.4㎜以下のひび割れの位置と幅を正確に計測できる唯一無二の計測機で、当社が独自開発いたしました。

2006年に製品として発表し、発表当初から注目を浴びマスコミにも取り上げられ、数々の賞(文部科学省・国土交通省・経済産業省などから)も受賞しました。2008年には国土交通省から推奨技術に指定されるなど技術の高さ優位性は証明されました。

しかし、優れた技術が儲かるビジネスに繋がるとは限らず(固定観念の強い日本国内の市場では受け入れられず)宣伝費や技術開発費が嵩み当社の経営は非常に苦しい状態に陥りました。

そんな時、ある先生から「この商品は日本より海外の方が売れるんじゃないの?」とアドバイスを受け海外での市場に目を向けるようになりました。しかし、そのころの当社には英語の話せる社員もおらず、海外で商品を売った経験もありません。

府の補助金で2012年初めて海外の展示会に出展するものの、知恵も無く、資金も底を付き次の一手をどうしたら良いか分かりませんでした。海外進出など夢のまた夢、遠い世界の話と諦めかけていた時、小川さんと出会いました。

2012年の年末から小川さんに指導をお願いすることになり、そして2013年2月、海外営業が本格的にスタートすることになりました。小川さんに同行頂き、訪問した国は展示会で反応が良かったロシア・スウェーデン・スイスで各国でプレゼンを行うプレゼンの旅でした。

12泊14日その間に6度宿を変え、14回飛行機を乗り継ぎ(しかも極寒のロシアで)とても厳しい旅でしたが海外ビジネスの基礎を学ぶ大きな成果を得ることができました。その間24社(団体含む)を訪問しプレゼン方法・交渉の仕方・契約の進め方と実践の中で(基礎知識を)学ぶことができました。

特にプレゼンに対する指導は厳しかったのですが、実際にスウェーデンで弊社製品を販売することも出来成果を上げることができました。

また、郷に入れば郷に従う臨機応変な対応策まで、現地ではOJTのようにご指導頂き、帰国後はHPの改良・社内体制の見直し・語学の克服としなければいけないことが明確になり当社の海外進出が加速度的に進みました。

それから5年、(小川さんからは要所々々でアドバイス頂きながら、失敗しない海外取引を実行し)、現在では22か国でビジネスを展開し、ODAに関わる仕事までできるようになりました。

現在当社では10人の外国人社員(エンジニアやセールスエンジニア)を雇用し、それに加えTOEIC900点級の日本人の社員も4人在籍しております。

世界95%の言語(英語・中国語・スペイン語・ヒンズー語・ベトナム語・ロシア語・タイ語・ネパール語)に対応できる『世界のインフラを新技術で計測する会社』に成長することができました。

不思議なもので、海外での実績は国内ではその数倍に評価されます。

その影響もあり国内の注文が増え、当社は5期連続で20%成長をすることが出来ました。経営危機からも脱出することができ、この5年で売り上げも社員数も3倍になりました。また海外展開していることで新卒採用も優位に展開することができています。

海外進出を決意した2012年の選択は正解だったと実感しています。

小川先生の指導は少し厳しいと思われるかたはいるとは思いますが、その人脈や経験の豊富さに加え、ビジネスに対して厳しく向き合う姿勢は当社の社員の大きな学びとなりました。

この5年間を振り返りますと、ゴールに向かって最短距離で進むことができたように思います。それは「最短距離の方向に向いてスタートを切ることがきたから」だと思います。

急がば回れ、基本からきっちりとご指導頂きながら、ゴールの方向に導いて下さった小川先生には深く深く感謝いたしております。

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