株式会社パコロア

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中小企業のための海外進出支援

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欧州台湾向けに月数万円から月100万円の海外売上実現

公開日 2017.02.24
最終更新日 2025.8.7
CASE

D社さま

食品製造/広島市

Overseas expansion case: Warabi-mochi(Japanese dessert) exported to EU, Taiwan

老舗食品メーカーであるD社さま。
海外進出への一歩を踏み出すべきか迷う中、間接貿易の仕組みと商社の活用に活路を見出しました。
国内業務を圧迫せずに、月数万円から月100万円規模へと成長したグローバル展開の歩みをご紹介します。

D社さまの会社概要と事業内容

【業種】  食品製造・卸・販売業(直営店舗)

【資本金】 1000万円

【売上】  7億3千万円

【従業員数】105人

【本社】  広島県

【設立】  1948年 (昭和23年)

海外展開を始める際の課題

  • 海外市場に本格的に進出すべきか判断に迷っていた
  • 間接貿易と直接貿易の違いや、それぞれの適切な選択肢が不明確だった
  • 国内業務とのバランスを保ちながら、持続可能な海外取引を模索していた

支援で実現した実務的ステップ

  • 食品メーカーが海外進出する際のメリット・リスクを可視化し、方向性を明確化
  • 直接貿易・間接貿易それぞれの違いや選び方について整理・比較
  • 間接貿易において最適な商社の選定と、継続的取引を可能にする体制づくり
  • 将来的な直接貿易に備えた貿易実務の基本知識をOJTで習得
  • 貿易以外にも、インバウンド需要を視野に入れた展開の可能性を検討

支援後に見えてきた成果

  • 商社を活用した間接貿易の仕組みを構築し、海外出荷を安定的に実施
  • 台湾・EU向けに、月100万円規模の出荷が継続中
  • 自社の強みと海外需要の接点を見極める判断力が社内で醸成された
  • 海外展開に対するハードル感が下がり、今後の成長にも前向きな姿勢が定着

社長さまのコメント

海外への最初の一歩を踏み出すことに迷いがあったD社さま。
支援を経て、どのような心境の変化があったのか。当時の思いをお話しいただきました。

先生の熱意が、海外に出ようという気持ちを引き出してくれた

先生に初めてお会いした当時は、中国とハワイのお客様に弊社の商品をご利用いただいておりました。
と言っても月数万円程度で、それ以上の展開をイメージできるような状況では無かったと思います。

最初は、漠然と海外に出る必要があるのかな?という感じで、先生の授業を受けたのですが、先生の熱心さに引っ張られる形で、何としても海外に出ないといかん!という気持ちになりました。

他の講師の方や、専門家の方のお話は、遠い世界のことのように聞こえてしまいます。
また、聴けば聴くほどうちには無理だ!という気になりますが、小川先生は唯一その気にさせてくれた方ですね。

厳しいお言葉はあったのかもしれませんが、厳しさを感じることはなく、我々のことを思ってくれているという気持ちが伝わってきて嬉しかったです。

先生の印象は、とにかく一生懸命な方だということ、心の熱い人だということです。

現在自前での輸出(直接貿易)はしておりませんが、ヨーロッパや台湾などに、月100万円程度の出荷(間接輸出)があります。

今後も徐々に増やして行けたらと思っております。

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