株式会社パコロア

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中小企業のための海外進出支援

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アメリカ某州工場設立後、経営陣として駐在、米国人雇用開始

公開日 2017.03.31
最終更新日 2025.8.10
CASE

Q社さま

運搬機の開発、設計、製造 、販売/大阪府

Overseas investment case: lifter-production-facility-established in USA

海外に拠点を設け、いざ駐在——。
でも実際に動き出すと、「大きなオフィスビルでも地下駐車場は夜一人で行かないほうがいい」「現地スタッフとの距離感をどう保つか」といった、現地ならではのリアルな課題に直面するもの。
Q社さまは、運搬機の製造で培った技術をもとに、アメリカ某州での工場設立を決定。
生活面とビジネス面の両方から、細やかな実務支援を行いました。

Q社さまの会社概要と事業内容

【業種】   運搬機の開発、設計、製造 、販売

【資本金】  1000万円

【従業員数】 50人

【本社】   大阪府

【設立】   1988年

海外展開を始める際の課題

  • 駐在準備に必要な情報(ビザ、住居、免許、銀行口座など)が不明瞭
  • 米国人雇用に関する法的リスクや契約内容への理解が不足
  • 弁護士・税理士選定や労務管理体制の構築方法が不透明
  • 展示会などの営業活動の実践ノウハウが不足していた

支援で実現した実務的ステップ

  • 駐在に関わる現地生活インフラのチェックリストを作成
  • 米国の弁護士・税理士の比較検討支援と選定のアドバイス
  • 雇用契約書作成への助言、米国人雇用の注意点を整理
  • 労務管理体制の構築と、展示会でのQ&Aトレーニングを実施

支援後に見えてきた成果

  • スムーズな米国駐在生活の立ち上げに成功
  • 弁護士・税理士との適切な関係構築が実現
  • 雇用契約や労務体制に関する助言を通じ、現地人材の採用が進行
  • 工場立ち上げに向けた局所的な相談対応や、実務判断へのセカンドオピニオンを提供
  • 展示会出展時の商談対応力が向上し、現地での自信が育まれた

米国現地法人取締役さまのコメント

設立だけでなく、その後の「現地で暮らし働く」というリアルな課題と向き合ったQ社さま。
現地法人取締役として駐在されたご息女が語る、現場ならではの体験をお届けします。

Q1 当初の御社の海外展開の状況はいかがでしたか。

米国に子会社を出すということしか決まっていませんでした。

子会社設立に必要な弁護士やマーケットリサーチ、ビザの取得、展示会出展の際の注意点などを始め、住居の探し方、自動車の運転免許証の取り方など、現地での生活に関することにまで幅広くアドバイスいただき、大変助かりました。

Q2 助言により、海外展開に良い変化はございましたか。

海外展開の進捗状況に合わせてその都度適切なアドバイスをいただき、順調に効率よく進めることができました。

Q3 時に厳しい助言もいたしますがいかが思われましたか。

どのアドバイスも的を射たもので、特に厳しいと感じたことはありません。

Q4 海外展開に関して他の専門家やコンサルタントにご相談されたことはありますか。

あります。

Q5 何か印象に残っていることがあれば教えてください。

いつも親切かつ丁寧にアドバイスいただいております。

ご相談させていただく内容に適切な答えをいただくだけではなく、一歩踏み込んだところへの注意喚起、別の視点から見た意見などもいただき、それまで考慮していなかった点に関しても気づかせていただきました。

また現地駐在員が女性のため、米国で暮らす上で、女性の視点から見た注意点などへもアドバイスいただき、大変参考になりました。

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