K社さま
超高精度光学部品製造販売/大阪府

光学部品の精密製造で定評のあるK社さま。
すでにアメリカ市場での取引実績を持ち、現地子会社も設立済み──。
しかし実際には、駐在員の活用や現地組織運営に課題が山積し、次の一手に迷いがありました。
そこで、子会社の現状を整理し、将来的な海外投資を見据えた軌道修正に踏み出します。
K社さまの会社概要と事業内容
【業種】 超高精度光学部品製造・販売
【資本金】 8000万円
【売上】 40.5億円
【従業員数】250人
【設立】 1948年
海外展開を始める際の課題
- アメリカ子会社の運営に課題があり、組織の立て直しと税務整理が必要
- 現地駐在員の機能が不十分で、経営判断の材料が揃っていなかった
- 北米での新工場設立を検討するも、採算やリスクの見極めが不十分だった
支援で実現した実務的ステップ
- アメリカ子会社の運営状況を整理し、課題と改善策を洗い出し
- 投資判断に必要なフィジビリティスタディの進め方を共有
- 在米弁護士・会計士の紹介を通じて、税務・法務面の不安を解消
- 米国進出に向けたチーム体制での事業計画作成をサポート
支援後に見えてきた成果
- アメリカ子会社の方向性を再定義し、継続運営に向けた基盤を整備
- 進出候補地での規制や投資インセンティブを把握し、計画の現実性を確認
- フィジビリティスタディを通じて、次なる展開の見通しを獲得
- タイ子会社の設立へと展開し、アジア圏での拠点拡充に成功
副社長さまのコメント
現地の経営体制、米国投資の実行可能性、そしてその先のアジア圏戦略。
支援によって得られた視点と学びは、副社長さまにどのような変化をもたらしたのでしょうか。
Q1 当初の御社の海外展開の状況はいかがでしたか。
既に米国企業との取引実績はありましたが、現地子会社(営業)の米国人をうまく活用できませんでした。
又、米国車載事業を拡張させるために現地工場の検討を始めるところでした。
Q2 助言により、海外展開に良い変化はございましたか。
現地工場進出についてフィジビリティスタディーを行う重要性をご指導いただきました。
それに基づき事業採算、投資、採用、組織、等々の計画をチームで作成、検討することが出来ました。
又、米国での経営においての組織体制(スペシャリスト)、労務問題等についての注意点を再認識しました。
Q3 時に厳しい助言もいたしますがいかが思われましたか。
事業を始める際の中小企業にありがちな成り行き的な体質への指摘。
弊社HPに対しての厳しい指摘。
等々、これからもどしどし厳しい助言をお願い致します。
Q4 海外展開に関して他の専門家やコンサルタントにご相談されたことはありますか。
他のコンサルタントはお年を召した方が多く時代感覚がずれているケースが多いように思います。
又、小川様のように自分で考えさせるような指導ではなく、若手の育成には不向きかと思います。
Q5 何か印象に残っていることがあれば教えてください。
フィジビリティスタディーの重要性 !