S社さま
伝統木製建具製作/大阪市

小さな会社にとって、海外展開は現実離れした挑戦に思えるかもしれません。
でも、一歩踏み出せば、それは確かな「選択肢」へと変わっていきます。
伝統木製建具を手がける大阪の製造業S社さまは、海外からの声をきっかけに、その可能性に向き合いはじめました。
Pop Up Shop出店や動画制作など、等身大の取り組みを重ねながら、現実味ある海外展開へと進んだプロセスをご紹介します。
S社さまの会社概要と事業内容
【業種】 製造業(木製建具・家具・インテリアなど)
【資本金】 300万円
【従業員数】 3人(役員含まず)
【創業設立】 創業1956年 設立1998年
海外展開を始める際の課題
- 規模が小さく、海外展開に対する現実味やノウハウが全くなかった
- 国内業務との兼務で、専任体制が整っていない
- 商品やブランドをどのように海外で伝えるべきか分からなかった
支援で実現した実務的ステップ
- 国内と海外流通の違いに関する基本的な知識提供
- 海外Pop Up Shop出店に向けた準備・商品構成のアドバイス
- 商品の魅力を伝える海外向け動画制作の支援
- ブランディングの方向性、進め方、実行ステップの個別助言
支援後に見えてきた成果
- 海外からの問い合わせに対応する初期アプローチ力を獲得
- 海外向け価格設定の考え方を習得
- 商品の魅力を短時間で伝える動画を制作し、販促ツールとして活用
- 海外向けブランディングの第一歩を踏み出し、社内に意識の変化が芽生えた
取締役さまのコメント
「やらずに後悔することは、決してしてはならない」その一言が、S社さまの背中を大きく押しました。
丁寧な対話と積み上げが導いた“現実に動く”海外戦略とは?
Q1 当初の御社の海外展開の状況はいかがでしたか。
弊社はとても小さな会社ですので、海外展開というのは弊社にとっては正直現実味のない遠いことでした。
しかし近年、色々な海外関係のお話をいただくにつれ、取り組んでいかなけばならないことだとの認識が少しづつ生まれてきた状況で、小川先生とのご縁をいただきました。
Q2 助言により、海外展開に良い変化はございましたか。
海外展開という弊社にとっての未知の領域への取り組みを、小川先生より、
「無理なく年単位で進んでいくための指針」を示していただき、
「現実味がなかった海外展開」が「現実に取り組む海外展開」へと大きく変わることができました。
Q3 具体的にどのような点が役に立ちましたか。
まず、海外展開についてなにも知らない弊社に知識を得る本をお教えいただいたのち、小川先生のお持ちの知識・情報などを多く教えていただきました。
また困ったことがあったときは本当にきめ細やかに弊社の身になり対応していただき感謝しております。
Q4 海外展開に関して他の専門家やコンサルタントにご相談されたことはありますか。ある場合、比較していかがでしたか。
小川先生は表面上や一般的なアドバイスをするのではなく、弊社の課題について一緒に解決し、弊社に解決する力を持つように指導してくださる方です。
Q5 海外展開をご一緒する中、何か印象に残っていることがあれば教えてください。
指導していただく中で大変印象に残ったことがあります。
私がある程度のところで妥協しようと思った時、先生は
「言うべきことは絶対言うべき」
「やらずに後悔することは決してしてはならない」
と厳しく言われました。
そのおかげでとても良い結果が生まれました。
そのように何事も全力で応援・ご指導いただける小川先生です。
先生とご縁をいただけたことを本当に有難く思っております。