株式会社パコロア

株式会社パコロア

中小企業のための海外進出支援

MENU CLOSE

       

無料相談CONTACT

海外OJT支援3ヵ月目でスロベニアから初受注300万円実現

公開日 2017.02.24
最終更新日 2025.8.10
CASE

F社さま

エクステリア環境改善製品製造/伊万里市

Overseas expansion case: Bird Repellent exported to HK, Brunei and Slovenia

少人数体制でも、しっかり準備すれば海外からの受注は可能です。
F社さまは、海外との直接貿易を目指し、実務面の支援を受けながらマーケティングと交渉力を習得。
わずか3ヵ月でスロベニアから300万円の受注を実現されました。

F社さまの会社概要と事業内容

【業種】   エクステリア環境改善製品製造・販売・卸・施工

【資本金】  300万円

【売上】   1.7億円

【従業員数】 13人

【本社】   九州

【設立】   1983年

海外展開を始める際の課題

  • 海外取引を継続できる社内体制を構築したい
  • 英語力・実務力の不足により貿易が不安
  • 販路開拓の具体策や、契約対応のノウハウが必要だった

支援で実現した実務的ステップ

  • 社内で使用する英文書類・プレゼン資料の整備
  • 貿易実務研修によるスキル底上げ
  • 問い合わせ対応フローの構築と英文メール支援
  • 契約書の内容確認・修正・交渉への支援と専門家紹介
  • 香港・ブルネイでの商談へ同席しOJT形式で支援

支援後に見えてきた成果

  • スロベニアから初受注(メールのみで300万円受注)を実現
  • 自社主導による直接貿易を実行
  • 海外向けマーケティングの自走が可能に
  • 販売代理店との契約交渉・運用の経験を積み、対応力が向上

元取締役さまのコメント

支援を通じて、海外実務の基礎力だけでなく、マーケティング視点を得たF社さま。
当時の学びや気づきを、元取締役さまが振り返ってくださいました。

(記)ご支援後、取締役ご夫婦はM&Aにより同社を売却、つかの間のアーリーリタイアメントを楽しまれたのち九州某市で新規事業を立ち上げられ早くも地元の有名企業として新しい雇用を生み出しておられます。

Q1 当初の御社の海外展開の状況はいかがでしたか。

これまでは問い合わせのあることに対してのみの輸出でしたが、更なる拡販を求めていたうえ、海外の取引先からも求められ始めましたので、そのために海外各国の規制・商習慣・そのほか文化などに関する情報が必要になっていました。

また、海外案件はすべて英語でしたが、中学卒業英語程度の能力でしたから、貿易やビジネス英語に対応できる能力を培うことが急務でした。

Q2 助言により、海外展開に良い変化はございましたか。

大きく進展しました。

ビジネス関係の築き方の基礎をOJTを通して学んでいくことで、顧客に案を提示する前にtrial & error が小川先生を相手にできました。

その結果、顧客から同じ問い合わせを繰り返し受ける事が激減し、要点を押さえた仕事の進め方が可能になりました。

Q3 時に厳しい助言もいたしますがいかが思われましたか。

厳しい助言は確かに何度も私を落ち込ませましたが、それができることが最低限、海外と直接取引をするうえで必要と思っていましたし、その一方でOJTで習得しそれが実践できていることには、とっても喜んでくださいますので大きな苦とは思えませんでした。

試練を乗り越えた先のことを思い描いて小川先生と向かい合っていました。

(今では落ち込んだことも笑い話です。)

Q4 海外展開に関して他の専門家やコンサルタントにご相談されたことはありますか、違いはありましたか。

大きな違いは「私たち(会社)側と共にいてくれる」という点です。

まず製品を知り、会社を知り、コンサルタントという仕事でありながらその立場は必ず私たち(会社)側にいてくださいます。

製品のことを十分に知り、顧客となる人びとへ訴える方法を共に探して販促していくことは、支援を依頼した企業として大変嬉しいことでした。

Q5 何か印象に残っていることがあれば教えてください。

顧客が求めている情報と企業が打ち出したい情報には差があると気づかせて下さったのはとても大きかったです。

メーカーとしては1つの製品にかけた情熱を伝えたがって販促の材料としても重きを置きますが、求める(顧客)側は果たしてそうなのか。

小川先生はマーケターとしての実力も兼ね備えられておいでの方です。

海外貿易の多岐に渡る業務内容の指導のみにとどまらず、ホームページの作成・会社を的確にターゲットとなる顧客にPRする方法など、日本国内での市場拡大にも確実に応用が利くのも小川先生の指導の魅力です。

ページトップへ戻る